【CM】プレミアムボス微糖 『プレミアム京都』篇に登場する人物や名所を紹介していく。
サントリーボスの新CM、宇宙人ジョーンズの地球探査シリーズ第50弾の京都篇が、2015年9月29日から全国でオンエアされていました。
皆さんは見はりましたでしょうか。
今回はその中に登場する、有名人の方々や京都の名所について順に解説していこうと思います。
ちなみにですが、なぜ「篇」という漢字が使われているのかというと、「編」という字は「編集」の略としても使われるためです。
CMのタイトルに人物名が入ると、その人物が編集したものととることもできてしまうので、CMでは「篇」の字がよく使われます。
では中身に入っていきますね。
清水寺界隈
最初に登場するのは、清水寺の本堂①と清水の舞台①です。
このよく見る角度からの映像は、境内にある奥の院②の舞台から撮影したはるんやと思います。
そしてコマーシャルソングに、エリック・クラプトン(Eric Clapton)さんの「チェンジ・ザ・ワールド(Change the World)」がかかり始めます。
こちらの曲は、プレミアムボスブラックの『プレミアム鉄道』篇でも使われていましたね。
最初に登場する人物はトミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones)さん。
アメリカ・テキサス州出身の俳優さんですね。
このシーンからナレーションが入ります。
ナレーターはいつもの大黒和広さんです。
…すみません、間違えました。
人物(?)も声の主も、宇宙人ジョーンズさんでした。
『この惑星の、京都という街は、奥が深いと言われている。』
そしてここで、熊手で落ち葉をかき寄せるジョーンズさんをバックに主役のタモリさんが登場します。
後ろに見える朱色の搭は、境内にある子安搭(こやすのとう)③です。
本堂と清水の舞台のカットが違う角度から入りました。
この映像はひとつ前に登場したばかりの、子安搭から撮影しているものと思われます。
掃除し終わったジョーンズさんが上って見ているんですかね。
右下にエリック・クラプトンさんの名前も入りました。
場所が変わりましたが、まだ清水寺界隈に変わりはありません。
看板やのぼり旗にも書いてありますが、清水寺の参道、茶わん坂④です。
「タモリのTOKYO坂道美学入門」という本を出されるくらいの坂好きですから、そりゃタモさんここ通りますよね。
あとおそらく撮影風景はブラタモリっぽかったでしょうが、見分けるのは簡単です。
タモさんの近くにNHKの女性アナウンサーがいたらブラタモリ、いなかったらそれ以外。
「京都ってちゃんと見たことないんだよね…」
東福寺
清水寺界隈から場所を移動されました。
紅葉の名所、東福寺です。
おそらく東山五条から、東大路通を下がって来られたんでしょうね。
映っているのは通天橋(つうてんきょう)⑤です。
方丈(ほうじょう)⑥にある通天台からの景色です。
どちらかというとこの通天橋は、橋の向こう側にある臥雲橋(がうんきょう)⑦の方から写真を撮られる方が多いです。
人が二人いますね。
左奥は登場済みのジョーンズさんですね。
『京都のよさは、大人にならなければわからないとも言われている。』
松雪さんは『プレミアム鉄道』篇にも出たはるので、プレミアムボスシリーズは2度目の出演ですね。
タモさん「京都お好きですか。」
松雪さん「大好きです。」
タモさん「確かに紅葉綺麗ですよねぇ。」
「いやもう。かなんわぁ。」バシッ
イリュージョンでしょうか。
愛称は「もみちゃん」、2時間ドラマの裏女王、大のキティちゃん好きです。
「……」
清水寺界隈再び
ここでもう一度清水寺の方に戻らはりましたね。
産寧坂(さんねいざか)⑧、または三年坂(さんねんざか)です。
(このシーンのエキストラ羨ましいです、自分も出たかった(笑))
あと坂好きのタモさん、やっぱりこちらの坂にも来られたみたいです。
ただこの坂で転ぶと三年以内に死んでしまうので気をつけてくださいね。
「人はいっぱいいるけどね…」
先斗町
次は先斗町(ぽんとちょう)に移動されましたね。
タモさんの頭上に「京都 豆八」さんの看板と「京風うどん ちどり」さん⑨の提灯が見えるので、割と通りの南の方です。
清水寺とは逆の方向になる、北の方から歩いてきたはりますね。
清水五条から京阪に乗って、祇園四条を通り越して一度三条駅まで行かれたんでしょうか。
ここで注目すべきは足下です。
アスファルトが継ぎはぎに敷かれていますが、ここは本来石畳なんです。
水道管とガス管の入れ替え工事のため、一時的にこのうような状態になっています。
「こういうのは京都らしいけどね。」
先ほど提灯が映っていたお店、「京風うどん ちどり」さん⑨の横のとこです。
普段はこの看板はかかっていません。
そして何やら左の方に人影が。
登場する最後の有名人、兵庫県神戸市出身の篠原信一さんが現れます。
柔道家でシドニーオリンピック銀メダリストの篠原さんも、今やすっかり売れっ子タレントさんですね(笑)
首から掛けたはるミラーレス一眼はLUMIX DX7でしょうか。
「通り抜けれたやん。」
通れちゃったんですね(笑)
頭をぶつけたのかガタンと音が鳴りましたが、ノーダメージのようです。
龍安寺
映像は「石庭」として有名な、枯山水(かれさんすい)の方丈庭園(ほうじょうていえん)⑩ですね。
「これはわかんないね。まぁわかったらつまんねぇか。」
それにしても今回は大きく移動されました。
河原町駅から、阪急と嵐電(らんでん、京福電鉄)の嵐山線と北野線を乗り継いで行かれたんでしょうか。
(鉄道好きのタモさんなら、タクシーを使わずに鉄道を利用して移動しているものと勝手に設定(笑))
しばらくぶりの、寺男ジョーンズの登場です。
このシーンのあたりで、音楽が美しいサビに入ります。
ハタキの柄から出てきた赤いスイッチを押したとたん、どこからか風が吹いて楓の葉が舞ってきました。
大量の紅葉吹雪で、あっという間にあたりが埋め尽くされます。
『ただ、この国のプレミアムな京都は、そう簡単にはわからない。』
幻想的な光景にタモさんご満悦。
「これはいいねぇ。」
確かにCG感は残るものの、タモさんが見上げるこのシーン綺麗でいいですね。
何回も見てしまいました。
2人揃って、新発売のプレボス微糖をひと口。
息ぴったりですね。
途中から一面の紅葉で、さっきまでどこにいたのかわからなくなってしまいましたね。
一応確認ですが龍安寺ですよ(笑)
このろくでもない、すばらしき世界。
のんだあとはリサイクル
祇園
あともうワンシーンありました。
最後は夜の祇園⑪です。
清水側の北あたり一帯がこう呼ばれるので、また戻って来られたことになります。
タモさんが祇園の街を歩いていると、2人組の舞妓さんとすれ違います。
ここで振り返って一言。
「また来てもいいかな?」
舞妓「おこしやす。」
ジョーンズ「オコシヤス。」
片言の京言葉で返すこのジョーンズさんは何の人なんでしょうか。
男衆(おとこす、舞妓や芸妓の身の回りの世話をする人)かとも思いましたが、打ち水をしたはるのでお店の人ですかね。
あと要注目なのが舞妓さんの頭の花かんざし。
これ月替わりなんですが、11月のかんざしの飾りは紅葉です。
楓の葉と銀杏の葉が確認できるので、11月設定のCMに合わせてしっかり先取りしたはりますね。
最後に
長くなりましたが紹介はここまでです。
一番最後のシーンの、舞妓さんとジョーンズさんが「おこしやす」と返すとこ。
これはこれでいいと思うんですが、舞妓さんも早くから家を出て修行や稽古を頑張ったはるとはいっても、番組のことはたぶん知ったはると思います。
なので、それを知っている日本人である舞妓さん2人が「いいとも」と応えて、それを知らない宇宙人ジョーンズだけが「おこしやす」と返してほしかったかなとも思いました。
ただ、「プレミアムボス『テレビ局』篇」でも、タモさんの「出てくれるかな?」に対してジョーンズは無言で見つめるだけなので、もしかしたら事情があって言えないのかもしれませんね。
そして、今回登場した名所は全てが紅葉の名所や人気の観光地です。
京都に来られた際は、それぞれのシーンの場所に寄ったときに、同じ景色を探してみてもいいかもしれません。
もちろん、プレミアムボス微糖を飲みながら(笑)
それでは本当の最後に……
今回登場した名所の名前などのあとに、①などの数字が付いているのを見かけたと思います。
それをGoogle Map上に示したので、よければ参考にしてください。
地図が見れなかったらごめんなさい。
※⑪の祇園は位置が明確ではないので、「祇園」という地名の場所に設定してあります。
GPSか、またはストリートビューを利用して、赤いピンと全く同じ位置に立ってみてください。
CMの映像と同じ景色が見えると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m