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京都を中心に回っているブログ

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京都「原谷苑」の桜。

 

※2016年の情報ですが、原谷苑行きのシャトルバスについて記事の最後に書いています

(2017年は4月6日から運行するそうです)

 

 

こんにちは!

2016年4月10日の日曜日、お休みを利用して、京都市北区の「原谷苑(はらだにえん)」に行ってきました。

 

原谷苑・青山荘・村岩農園公式ホームページ 京都 桜

 

先に一枚だけ写真を載せておきます。

 


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まずここ、名前だけでも聞いたことあるって人はどれくらいいるでしょうか。

周りの京都府民何人かに聞いてみましたが、50年以上京都に住んでいても存在すら知らなかったという人が結構いました。

自分が知ったのも、つい3年くらい前のことです。

 

少数ですが、中には知っていて何度か訪れている人もいました。

その方々に原谷苑について話を聞いてみると、言うことはだいたい決まっています。

まず、「あそこはほんまに凄い」という絶賛が来て、「凄いけどあんまり知られたくない」という言葉が来て、「でも死ぬまでには絶対一回行っとかなあかんな」という言葉で締めはります。

 

2、3年前まではこの3言くらいで終わっていたのですが、最近ひとつこれに追加されました。

「もうあかんな。ばれて観光客が増えてきてしもた」

数年前までは今ほど手入れが行き届いてなかったらしくて、 整ってきてから人に知られるまでの期間が短かったことを嘆きながらも、しょうがいないかと諦めたはる感じです。

 

というわけで、遠慮なく紹介しちゃいますね(笑)

京都最強のお花見スポットと言われる桜の名所、原谷苑を。

 

 

また何枚か写真を載せます。

いつものようにいいカメラは使わず、自分のスマホでパシャパシャ撮っただけの写真です。

その方が実物見たときの感動も大きくなるしちょうどいいかなってことで(笑)


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もう凄いとしか言葉が出てこないです(笑)
一面が花で埋め尽くされています。
極楽か桃源郷か、百花繚乱とはまさにこのことです。
 
自分の前を歩く人が、次々とピンク色に飲み込まれていくかのような桜密度。
そして他の花々と、メインの桜とのコントラストも楽しめるようになっています。
 
外国の人もほとんどいなくて、来るのはほぼ日本人なのも貴重。
有名になり始めたとはいえ、まだ京都らへんのお年寄りが中心です。
 
お年寄りが「凄いなー」「綺麗やね」を連発したはるのを聞くことで、さらに盛り上がる感じがしたのも良かったです。
綺麗なものをいっぱい見てきたはるやろに、こんなにも語彙がなくなるのかってくらい綺麗ってことです(笑)
 

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京都市北区にあると書きましたが、もうちょっと詳しく言うと衣笠山とか金閣寺のもっと奥の方です。
北の方の山の上なので気温が低く、市内中心部と比べると結構遅咲きです。
さらに正確な場所は上に貼ったリンクを見てください!
 
他の情報もサイトで見てもらった方が早いので簡単に書きますが、庭造りが始まったのが昭和32年、敷地面積が約2,000㎡、開園日は3月26日~4月24日頃までです。
 
入苑料は桜の開花具合によって、300円~1,500円の間で変動します。
この写真の日は1,500円で、この最高値の間は桜の見頃と思っていいそうです。
 
そしてこの土地、個人の持ち物なんです。
個人が先代の跡を継いで運営されていて、その方を中心に他のスタッフの方々と庭園の手入れをされているそうです。
そういう意味でも、花を見て回ってる途中や見終わってからの満足感を考えても、1,500円という入苑料は決して高くはありません。
 
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まだ観光客は少ない印象を受けたとはいえ、ピークのこの日の苑内の混み具合を見ると、一気に有名になって人が増えるぎりぎりのところやと思います。
スタッフの方に聞いたわけでもないのでどうされるのかは分かりませんが、やむを得ず何かしらの入場規制がかかることも考えられます。
 
日にち的にも年度的にも、まだ行っておられない方は少しでも早めに行かれることをおすすめします!
完全に死ぬまでに一回は行っとくべきっていうの前提です(笑)
 
 
他の写真をInstagramにも載せてるのでぜひ見てください♪
 

 

例えば源平しだれ桃とか。

 

https://www.instagram.com/p/BEBATJeFtgc/

 

注文しといたらお弁当食べてるお座敷とか。

 

https://www.instagram.com/p/BEBPAFIFtpx/

 
 
というわけで、原谷苑の紹介と簡単なレポートでした!
 
 
 
ぁ、あとこれから行かれる方のために、ちょっとシャトルバスのこと書いときますね。
2016年4月10日のことなので、他の日や他の年は少し違っている可能性がありますので気を付けてください!
 
原谷苑のサイトに書いてあるように、わら天神の鳥居の前にいたらバスが来ます。
ほんまに来るんかとか、どのバスか分かるかとか心配になりますが、yasakaのマイクロバスがめっちゃ分かりやすく横付けされます。
 
時間は11時からです。
ただこの日は見頃のピークで日曜日やったので、10時半過ぎたくらいから出したはりました。
一台当たりの定員は26~28人ですが、片道5分ほどの距離を4台でまわしたはるので次々やってきます。
 
帰りも原谷苑西口からわら天神まで送ってくれはります。
15時までとなってましたが、もしかしたら人が多い日はもう少し遅くまで出してくれはるかもしれません。
自分はそれまでに苑を出たため分からないので、西口におられるスタッフさんに確認してください!
シャトルがなくなっても、市バスやタクシー、徒歩という選択肢があります。
 
 
以上です。
それでは!